洞爺湖再訪②
洞爺湖再訪①のつづき。
(3日目)
朝の洞爺湖湖畔散策。
前回の旅でも書きましたが、アイヌの伝説によると洞爺湖は湖造りのトーカラカムイが、最高傑作のピリカトー(美しい湖)として作り上げた場所だとか。
わかるような気がします。
冬場は凍ることが多い北海道で洞爺湖は不凍湖なのだとか。
それでも島と島の間の浅い場所では薄く氷が張っていました。
こちらの北海道ファンマガジンというサイトに湖の凍結について書かれています。
湖沼が結氷「する」「しない」の境界線はどこか – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
船内放送の説明によれば、洞爺湖の外周約50㎞は羊蹄山の外周とほぼ同じとのこと。
これがそっくりそのまま火山の火口だなんて自然の力には恐れ入ります。
洞爺湖でも船上からかっぱえびせんをまくとカモメが来ます。
そして中島のあたりに差し掛かると、今度は島に住むカラスが来ます。
雪に覆われてしまうので船自体が貴重なエサ場なのでしょうね。
悪さをするわけでもなく可愛いです。
洞爺湖汽船に乗り終えて、余った時間で湖畔を散歩。
今の時期はお休み中の羊蹄丸(トム・トーヤの冒険号)を見つけました。潮君たちが乗った熱風はこちらの形に近いですね。
洞爺湖名物のわかさいもを買って、前回撮り忘れたジオたまご。
温泉ゆでたまごのこれが美味しいのですよ。毎朝ゆでたて。洞爺湖温泉バスターミナル内で販売。
洞爺湖汽船内の売店でも買えます。2個で150円。消費期限は3日ほどとのこと。
道南バスで再び洞爺駅。今回も楽しい旅でした。
北海道内を走る電車の中で最後まで車内販売を続けていたスーパー北斗。
明日、2019年2月28日で22年の歴史に幕を閉じます。
本当に残念です…。
青森~函館~大沼国定公園~札幌~えりも岬の旅の時は、大沼牛牛めしを買いました。
今回は長万部のかにめしです。
あと、JR車内限定の「とろけるチーズと手焼きいか」。おつまみだけれどこれが美味しい…!
お弁当、お菓子、飲み物、新聞、車内限定のグッズなどなど…。こんなに小さなカートの中に色々と入っているものです。
寂しいなぁ…。
この先うっかり駅で買い忘れるとほかほかの暖房が利いた電車の中で目的地まで飲み物なしです。要注意。
前回山頂が見えなかった駒ヶ岳を横目に、銀世界を電車が進む。
この山の上半分が吹き飛んで、砕けた岩が島になりました。
…昔話の世界ですよね。
周囲50kmの洞爺湖もかつては火山の噴火口。「サンピタラカムイが悪神を蹴ったら勢い余って有珠山が噴火しました」を素でやってしまうのが北海道。
そしてその力を越えるのが獣の槍というおそろしさ。
妖怪が怖がるわけだよなぁ。
そんなこんなで新函館北斗駅再び。
北海道新幹線の車内販売も3月15日でお終いです。
さらば北海道。
そしてこんにちは青函トンネル。
入った瞬間の写真です。
右側に薄らと「青函」の看板が写っています。
新青森駅の周辺からはアスパムが見えました。
デジカメの望遠機能って便利。
今回の旅はこれにて終了。
好きな場は色々あるのでぼちぼち巡って行きたいです。
ではでは。