うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

北海道③洞爺湖へ②

写真の容量が大きくて一つにまとまらない洞爺湖旅。
北海道②の続きです。

JR洞爺湖駅は、うしおととら第十六章「湖の護り神」の最後と、第十七章「霧がくる」の冒頭で描かれました。
現在の外観はこちら。

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内部はこのようになっています。
待合室。
(*行きは人が多かったので帰りがけの写真)

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写真の位置から右手を向くと、洞爺湖有珠山ジオパークの紹介コーナーがあります。
湖の向いにある山が羊蹄山、手前側が有珠山です。
洞爺湖は、およそ11万年前の噴火で生まれた洞爺カルデラ内にできた湖。
中島は、およそ5万年前の噴火で生まれた湖内にある四つの島の総称です。

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第十六章の最後で、仁礼裕美さんが香上さんに渡していたおまんじゅう。
(作中に出てきた「わかさまんじゅう」はおそらく、洞爺湖温泉に本店を持つ「わかさいも本舗」が出しているおまんじゅうだと思われます)

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駅前からバスに乗っていくと、20分少々で洞爺湖温泉に到着します。

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案内図を見ていたら、ちょうどサイロ展望台行きのバスが来たのでそれに乗ります。
行き当たりばったり。

サイロ展望台は洞爺湖のビュースポットとのこと。
レストハウスが1件あり、観光バスがとまっていました。
到着直後は雪でしたが…。

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晴れ間がのぞくと色が変わりますね。
面積は日本で9番目。(カルデラ湖としては3番目)。東西約11㎞。南北約9㎞。ぐるりと回って約50㎞。
最大水深180m。平均水深117m。
とても大きな湖です。

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乗ってきたバスは時間を置いて、昭和新山有珠山ロープウェイ乗り場)行きになりました。
折角の機会なので、とことん洞爺湖を愛でることにします。

有珠山はその昔、「サンピタラカムイが悪神を蹴り飛ばした時に勢い余って噴火させてしまった山」という曰くを持つ活火山です。今も活発に活動しており、2000年にも噴火しました。
洞爺湖の南側に位置しており、温泉街の背後にあります。


バス停のすぐ横にある、昭和新山(398m)。粘性の高い溶岩ドームで、今も煙が立っています。

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ここからロープウェイに乗って、有珠山の上へと向かいます。

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北海道④へ続きます。