うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

洞爺湖再訪①

自分の好きな場所、洞爺湖再訪。
1年と1か月と数日ぶり。
(1日目)
空路は降雪があると遅延するので、今回は陸路で北海道へ。
まずは東北&北海道新幹線で東京から新函館まで。約4時間。

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自分にとっては移動時間もまた旅だったので、車内販売の縮小・廃止が決まって色々と寂しい…。

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青函トンネル30周年記念のボールペンは欲しかったのだけれど売り切れでした。
去年はちょうど青函トンネル30周年と北海道命名150周年ということで、限定パッケージや青函トンネル、開拓関連のパネル展示がありました。
(去年9月のうしとら旅の途中、帯広駅で拝見しました)
北海道JRのHPに青函トンネルの項目があったのでリンクを貼ります。

#1 海上の鉄路から、海底の鉄路へ。~青函連絡船と青函トンネル~|北海道とともにあゆんだ鉄道の138年|JR北海道

青函連絡船も北海道の鉄道も。うしとら旅の出会いのたまもの。

窓辺を走る景色を見たりうたた寝をするうちに車内放送。
「まもなく青函トンネルです」
進行方向左手に展望台が見えてすぐトンネル内に入るとのこと。
いそいそとスタンバイ。

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車内が反射してしまうのでトンネルの中は撮影できず。
入ってから抜けるまで約24分の時限でした。
もしも今、山魚と戦うとしたら24分。OPとEDとCMを抜いたらちょうどいい具合ではなかろうか…とそんなことを考えるうちに北海道。

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在来線は改札口の2階。

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北国、という風情です。
新函館北斗から洞爺まではスーパー北斗を利用します。
乗車時間は約1時間34分。
北海道のしっぽの部分。内浦湾(噴火湾)挟んでお向かい側です。

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前に立ち寄った大沼国定公園付近は銀世界。
綺麗に凍っています。

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お久しぶりの洞爺駅。

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まずは洞爺湖汽船で一巡り。冬季は中島で下船できないので所要時間は30~40分。

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お土産屋さんの話によれば、数日前までは寒い日が続いて雪も多く降ったとのこと。

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今年も海外のお客さんが多くいて、でも、みんな楽しそうにしていてほっこりしました。
小さい孫がきゃっきゃしながら雪玉を持って、おばあちゃんがおどけて逃げて見せたりだとか。遊覧船から並んで身を乗り出してカモメのエサやりに夢中になったり。雪だるまを作ったり。人間、みんなやることは同じ。(*´ `)

寒いせいか長居はしないで、静かになる時間もあってそれもいい。

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うしとら御一行様が泊まったとおぼしき洞爺サンパレスリゾート&スパ。
今度来る時は泊まりたいと思っていましたが、別館改築工事中のせいか今は一人泊まりのプランなし。

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「今日は洞爺湖に泊まろう!立派なホテルに!」
大きくて立派なホテルですね。ホント、いつか機会があれば泊まりたいな…。

でも、今宵のお宿もいい宿ですよ。源泉かけ流しのお風呂つき。
道すがら大きなつららを見つけて、これぞ北国!と記念撮影。|ω`)

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美味しい晩御飯でめいっぱい北国の幸をいただきました。

(2日目)
日帰りで登別温泉へ。
高速バス「いぶり号」を利用します。道南バスが運行する洞爺湖温泉—登別温泉路線。予約不要で1日2往復。道央自動車道を利用して所要時間は約1時間25分。

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スーパー北斗を利用すれば、洞爺駅から登別駅まで約40分。登別温泉へは路線バスで約15分です。

潮君はJR洞爺駅の前で片山&香上さん、歩さんと別れた後、電車でJR登別駅に行こうとしました。
が、とらが不調で姿を隠すことができず、電車での移動を諦めます。
この時、登別近郊に住む方たちと行きあってマイクロバスに乗せてもらい、シュムナと遭遇するわけですが…。
どの道を通って行ったのでしょうね。
国道37号線でしょうか。
個人的に面白いなァと思ったのは、バスの行き先を示す地図。「うちらの町は登別のちょっとこっち側にあるのさ」と示された地図には道路が描かれています。白い線が国道37号で太い線が道央自動車道ですが、潮君が旅をした時代では、洞爺—登別区間は未開通だったのですね。
三国峠の道路も一部未舗装でしたし、こういった細かな背景描写で変遷が見えると面白いです。
国道37号線だとすれば地図の上では線路沿いなので、電車で移動してみると潮君たちが見た景色と近いものが見られるかもしれません。(20年の間に変わっていなければ)
今回は高速バスを利用したので、それはまた次来た時に。

道央自動車道はこんな景色。

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車をとばすにはいい道ですが、お天気過ぎてシュムナの雰囲気が…(:´▽`)
先に朝の光を見てしまったせいでしょうか。
うしおととら第十七章「霧がくる」の冒頭の台詞によれば、霧が出ることはよくある様です。
室蘭から登別にかけて霧がよく出るのかな…と思って検索してみると、室蘭市では霧が出るみたいですね。

霧がないのでせめてもの湯気。

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登別温泉の間欠泉です。

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冥界の門はイメージなのでしょうか。元と思しき場所はわかりません。

地獄谷遊歩道は通行止めになっていたため入口のみ。

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せっかくここまで足を伸ばしたので、日帰り温泉に入ってきました。
温泉卵の気分でお肌もつるつる。さすがは江戸時代からの湯治の湯。

洞爺湖温泉に戻ってイルミネーション。
登別温泉の賑やかさと違って、こちらは静かで落ち着いた雰囲気。

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そして再びお宿が揺れる…。
洞爺湖は震度3でした。幸いにして余震が続くことはなく、予定していた電車も動きました。
洞爺湖温泉は近くに活火山の有珠山があることもあり、防災に力を入れているとか。
揺れる前に町内放送でサイレンが鳴って、「ああ、揺れるな」とわかりました。

洞爺湖再訪②につづく。