うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

稚内②

(3日目)
この日は特に予定を入れず思いつきでふらふらしてみました。

わくわくしすぎて眠れなかったので、もう一度宗谷岬に行こうと早朝バス停に行きました。
夜の続きでいまだ雨。

ですが、路線バスの窓からキタキツネとエゾシカを見ることができました。
夜明けの時刻は6時過ぎ。夜明けとともに到着です。

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うしおととらの時間では夜中の2時4分の出来事でしたが、白面を夜に例えるならばまさに夜と夜明けの境目。勝利を確信した白面の元に人々の恐怖の薄らぎと獣の槍の気配が届きます。
結界から解放されて力を誇示する白面でしたが、この小さな島国の境から出ることはできなかったわけです。
ほんの少しですが、お釈迦様の手の内を飛んでいる孫悟空の姿が浮かびました。
実際に行って見てみると色々なことが浮かびます。
旅ってとっても面白い。(*´ `)旦~3

昨日の写真で見てみると、道路を挟んだ反対側はこんな感じになっています。

f:id:matatabibakari:20190830101101j:plain右側奥には宗谷岬神社、神社前の駐車場、公衆トイレと展望台、その横の階段・車道を登ると赤と白色の灯台があります。

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原作版潮君のシャツみたい。|ω`)
てっぺんは駐車場完備で広々としています。

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ひときわ目立つ鶴の塔。

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詳細については要検索。同じものを見た時に何を見ようとするのかは個人の価値観によるところ。
稚内公園の丘の上は慰霊と平和を祈る場所です。

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岬に面した場所に古い建物が残っています。

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望楼から見た景色。

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少し空が晴れてきました。


二度と悲劇が起きぬよう、白面を他国へ渡らせまいとする須磨子さんの強い思いが、この場所で叶えられたこと。
不思議な繋がりを感じます。

稚内方面に向かうバス停には休憩所がついています。

f:id:matatabibakari:20190830102104j:plain色々な方が来ているようです。

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いってらっしゃい。よき旅を。|ω`)
こちらは、お宿に戻って朝食時間。

部屋でしばしまったりした後、次は稚内公園へ。

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階段を上がると北門神社。更に上へと登ります。

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例年ならば積雪しているとのことで、お土産店や百年記念塔(展望台)は10月末から冬季休業。
お向かいに宗谷岬が見えます。

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海の色が淡くて綺麗。

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こちらの公園にも慰霊碑が置かれています。

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今日は薄らと樺太(サハリン)が見えます。

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悲しい歴史を持つ場所ですが、大空と北の海に囲まれた静かでいい場所ですね。

南極探検隊の犬ぞり訓練地もあったそうで、樺太犬の像もあります。
2月に犬ぞり大会が開かれているそうですが、その縁なのかもしれません。

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稚内観光協会の公式HPを見てみると、南極物語のタロ・ジロにちなんだお土産物もあるようです。

タロ・ジロの店 – 一般社団法人 稚内観光協会公式サイト

このモニュメントから左に行ったところで野生のエゾシカを見つけました。
雌3頭と雄1頭。今は繁殖期とのこと。

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フェリー乗り場に行く途中にも足跡があったので、夜中は市街の中心にも来ているのかもしれません。

いい時刻になったのでハートアイランドフェリー乗り場へ。
西の海の安栄観光や津軽海峡フェリーと異なり、フェリー発着の1時間前でないと窓口は閉じているようです。
冬季だからかもしれません。窓口が閉じている時間でも2等席は券売機で購入できます。

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乗り場は2F。

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ボレアース宗谷。北風の神という意味らしいです。

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冬季の稚内―利尻は1日2便。
向こうに居られるのは1時間足らずなので、船旅をメインに楽しみます。

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見ることができるかは運しだい。とのこと。
海と島と空はいつでもOK。

人生で幾度乗れるかわからないので悔いのないように1等ラウンジ。
フェリーは2階建てになっていて、2階部分のデッキには1等席の乗船券がないと入ることができません。

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2階部分のデッキからの眺め。寒くなったら室内に避難。

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青函連絡船記念館を思い出します。
津軽海峡フェリーではデッキに出られなかったのでここで乗ることができてよかった。

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船尾方向。

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船首方向。

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プチ島旅に行ってきます。

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稚内③へ続きます。