うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

稚内③

(3日目つづき)
船旅中。

BGMの力って凄いですよね。
旧作サントラではさわやかなのに。

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サントラ1(事件発生)にすると雰囲気が一転します。

最終決戦地ということでサントラ2が活躍しましたが、TVアニメ版になっていない場所に行く時は旧作サントラもよく合います。
旧作は漫画の初期のイメージ、TVアニメ版は最終決戦に合わせて作られているからかもしれませんね。

 

大好きなサントラ2(鎧のうしお)を聞きながら。
海と島と空の世界はいつ見ても本当に綺麗です。

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利尻島・鴛泊港のすぐ近くにあるペシ岬という場所です。
片道約20分とお手頃で眺めもよい場所なので、観光案内のパンフレットを見てここに行こうと決めました。
ずっとてっぺんに居たかったのですが、暗くなってしまうとこの通り。
最後の写真は再び船から。白い点が灯台です。

利尻島といえば利尻富士。洋上から見る島影は本当に富士山そっくりでしたし、中央に山を置いた円形は屋久島のようにも見えました。火山島なので温泉も湧いているそうですよ。
次は泊ってみたいです。

 

(4日目)
早朝発の特急・サロベツ稚内旭川)で旭川に向かいます。

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昨日は夕日を追いかけて、今日は朝日が追ってきます。

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ふと思ったことなのですが。
太陽は、東の空から昇りますよね。
日本地図を眺めると、東の端は北海道(最北端は宗谷岬・最東端は納沙布岬)で、西の端は沖縄(最南端は波照間島・最西端は与那国島)なのですよ。

作中の表現によれば、白面は夜で希望は太陽。
白面は太陽を砕かんとして最北端に背を向けますが、実はその後ろから太陽が追いかけていたのです。
婢妖の大群を引き連れて攻め入る最強の大妖怪が、見方を変えれば追われていた。
なんだかおもしろいなぁ、なんて。
電車の窓から外を眺めてそんなことを思いました。

今は交通手段が進化して、町から町への移動時間はどんどん短くなりました。
でも。
移動を手段ではなく旅として、ゆったりと過ごす方が大好きです。
電車であったりバスであったり。時には島に向かう船であったり。

うしおととらの旅は巡っていてとても楽しいです。
現実世界にそっくりで、たどるといろんなことが見つかります。
あてずっぽうなことばかり思いついては喜んでいるので、傍から見たら阿呆ですけれど。
当たっていなくてもいいのです。
自分が楽しく過ごせれば。

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宗谷線は蛇行しているので、「あれ?太陽どこ行った?」なんて思っていると反対の窓から出てきます。
本日はがら空きだったので気ままに左右を覗いていました。
利尻富士が見えました。
陸続きの山みたい。

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大きな川の近くではオジロワシも飛んでいました。
あ、飛んでるー…で遠ざかるので写真には撮れませんけれど。


車内雑誌の地図を眺めると、函館~えりも岬、えりも~旭川、そして今回の旅と。
似たような距離を移動していますね。

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TVアニメ版でとらが白面に追いついたのは青森を焼いた後でした。
ただ、白面が通過した都市に函館が入っているので、時刻と対峙している姿が描かれている札幌上空なのかもしれません。
稚内①」の中では、宗谷岬で戦ったと書きましたが、うしおととら大全下巻に収録されている年表を見てみると、0時38分に「とら、白面の者と戦い、敗れる」。2時4分に「白面の者、日本の最北端に到着する」と書かれているので正確ではありませんね。札幌上空で敗れたのか、札幌上空で追いついて戦いながら移動したのかで多少は変わるのかもしれません。
自分は咬まれた描写の次が宗谷岬だったこと、大全のとらの項目で「宗谷岬・白面の者への敗北」の文字から、到着する直前まで戦っていたのでは?と思っています。
ただ、大全のとらの項目には「遠野上空・白面の者との戦い」とも書かれており、漫画でも小夜の頭の上を雷が通過していく描写があるので曖昧なのかもしれません。

ただ、とらが白面に追いついたことによって旭川は被害を免れましたね。
(大全の白面の項目を見ると、札幌を通過した白面は日本海を通過して宗谷岬に到達しました)

ずっと独りで生きてきたと思っていたとらだからこそ、たった独りになったとしても恐れずに追うことができたのでしょう。
それは強さでもありますが、自身の力を見誤れば一転して弱さとなりえます。
背後を守る存在としてとらの背後に浮かぶ潮君の姿がカッコよくて大好きです。
欲を言えばアニメでも見たかったなぁ。

しかし鎧の潮君のカッコいいことこの上なし。
演出も。音楽も。
単独では発売されていないので、ここでBOXをお勧めします。
ぜひ聞いて欲しいな!サントラ2!

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B075JLTQTT/ref=ox_sc_act_title_1?smid=AN1VRQENFRJN5&psc=1

と、セルフでテンションを挙げたところで今回は終了。
気に入ったところは何度も通う性質なので重複する旅もあると思いますが、これからも時間を見つけてうしとら旅を楽しみたいです。

 

そうそう。最後に一つだけ。
明日11月12日から20日の間、池袋の西武別館で藤田和日朗原画展が開催されます。
うしおととらの原画も展示され、グッズも出るそうなので楽しみです。|ω`*)