うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

2017年西の海②

(3日目)

今日は夜明け前から出発です。

西表島・上原港。
まだ三日月が残っています。

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船で沖合まで移動して…。

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洋上の日の出を眺めながら、あの台詞を呟きます。

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うしおととら第五十四章「太陽に命とどくまで」。
TVアニメ版では潮君の台詞とともに雲が晴れていきましたね。

さて。テンションを程よく上げたところで、お宿に戻って朝ごはん。
今度はガイドさんの車で移動して、ピナイサーラに向かいます。

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カヌーで川をさかのぼり、山道を登って滝の上へ。

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空と大地と森と海。

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沢に足をつけてお昼ご飯。

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滝の上の沢は綺麗ですが、たまり水には決して触れないように。
バクテリアが繁殖しているので破傷風などを引き起こします。
(「最悪死にます」とはガイドさん談。毒をもつ生物もいますので、やはりガイドさんは命綱)

山道を降りて滝下へ。
落差は54m。

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滝壺で泳いで帰り道。
うしおととら第三十五話「満月」再び。
カニマジムンの棲家です。|ω`)

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潮が引いて河口は干潟に。
その広さに圧倒されます。

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そこに棲む生き物を探しながらの、干潟散策は楽しかったです。
鋏を振るシオマネキも可愛かったですし、マングローブの中にもお邪魔しました。

カニマジムンの大元は、おそらくノコギリガザミでしょう。
英語名はマングローブクラブ。
このような干潟に巣穴を持ち、貝類などを捕食します。
あの大きな鋏脚で捕まえて、貝殻ごと砕くとか。
野生のものはまだ見たことがありません。
悲しいかな。変化すると人を捕食する彼らも、現実世界においては人に食べられてしまいます…。
食べてみたいという方は、レストランに行きましょう。
ノコギリガザミに限った話ではありませんが、観光客各々が旅先で気ままに採取すれば、あっという間に死滅します。
万が一干潟で見つけても、見るだけに留めておきたいものです。

西の海③へ続く。