遠野まつり⑤流鏑馬神事
遠野まつり④の続きです。
(3日目続き)
境内の片隅に、馬たちが待機しています。
撫でてきました。
優しい目をしています。
神職の方たちが的を立てる棒をお祓いします。
馬場を確かめるためにゆっくりと馬を進ませます。
写真の馬は農耕馬でしょうか。
さて、肝心の射る場面ですが、とにかく動きが早すぎて…。
まともに撮れたのはこれくらいです。
流鏑馬神事の時は、的に直接当たらなくても、背後の幕に当たれば「あたり」となります。
判定がゆるめられているのは、的を外した武家の者が恥じて自害した歴史があるためだとか。
遠野の流鏑馬神事では、当たっても当たらなくても、検め方が馬場を走って「よう射たり也」と褒めたたえます。
「よきイタリア?」と首をかしげていたお嬢様、それは空耳というヤツです。
この検め方もたくみなもので、開いた扇を掲げながら足の力だけで馬に乗っています。
さて、電車の時間になったのでそろそろ駅に向かいます。
あっという間の3日間でした。
遠野まつり、楽しかったです。
最後のおまけ。
旅の蔵。
遠野駅前にある、観光案内施設です。
遠野土産を取り扱っており、書籍や写真、お菓子、飲み物、カッパ捕獲許可証もあります。
河童が耳にしたらおびえそうですが、捕獲場所はカッパ淵、きゅうり(餌)とひょうたん(うき+α)を使用した仕掛け以外はNGだそうで、普段はポイントカードとして使えます。
観光協会の窓口と食事処、トイレ、ロッカーがあります。各施設のパンフレット、レンタル自転車もあるようなので、遠野旅に出かける方はこちらにも立ち寄ってみてください。
赤い河童を持ち帰り、此度の旅はこれにて終了。
遠野はどこか懐かしく、そしてのんびりできる良い場所なのでまたご縁があれば伺いたいです。