うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

原画展と仙台再び② ~仙台城趾と原画展~

仙台駅西口バスプール16番のりばから、るーぷる仙台に乗車。
まずは仙台城趾まで。
石垣を回って詰めの門跡へ。
潮君が乗り降りしたバス停もここなのでしょうか。

f:id:matatabibakari:20190831214655j:plain

f:id:matatabibakari:20190831214713j:plain

f:id:matatabibakari:20190831214719j:plain

バスから降りた際に気がつきましたが、潮君。アウトドア用品を買った際におつりをポケットに入れていたのでしょうか。(作中では親父殿から渡された旅費(ストッキングに入れた紙幣)をここで落としていました。運賃が払えなければその時点で警察に相談することになったと思います)

f:id:matatabibakari:20190831214732j:plain

2年ぶりの仙台城。あの時は遠野の帰り道で、ライトアップだけ眺めてとんぼ返りしたので、今回は青葉城資料展示館も見ることにしました。
ちょうど今年の4月からハイビジョンCG映像の上映と、ガイドさんと一緒に回る「仙台城VRゴー」が開始されていたので、お得な旅になりました。

まずはうしとらの世界へゴー。

f:id:matatabibakari:20190831214752j:plain

f:id:matatabibakari:20190831214759j:plain

f:id:matatabibakari:20190831214816j:plain

作中のように正面から夜景が見えるベンチはありませんが、伊達政宗公騎馬像を背にして右側に行くとこのようなベンチが置かれています。
こはちょうど仙台城の懸造(清水の舞台を思わせる数奇風書院造りの建物)があった場所で、茂った木がなければほぼ垂直の崖になっていたそうです。
お城があった時は定期的に伐採していたので、見晴らしの良い場所だったそうです。

作中のベンチの位置には仙台市街地の案内板があります。

f:id:matatabibakari:20190831214929j:plain

資料館で得たうんちくを語れば、仙台城は天然の要塞で、東には高さ60mの断崖(市街地が見える方角)、西側には奥羽山脈まで続く青葉山、南には高さ80mの竜の口峡谷があったそうです。
北側のみ守ればよかったので、急勾配な坂道をジグザグにつくり、要所に門を置き、城には五つの櫓を建てたそうです。
ちょうど、伊達正宗公騎馬像がある方角が、艮。端には艮櫓が建てられており、正宗も生前、嫁入りするいろは姫のために城下に灯火を掲げさせ、櫓からその明かりを眺めたそうです。

艮(鬼門)に向かって旅立ったうしとらのその日の寝床が艮(東北)で、そうこうしているうちに凶羅という鬼がやってきた…。と考えると、偶然だとしても面白いですね。

資料館にあったお城の模型。

f:id:matatabibakari:20190831214952j:plain

f:id:matatabibakari:20190831215004j:plain

模型を見た後で、最新のCGとVRで巡るお城の中も面白かったです。
当時の建物は残っていませんが、ここには門があって、ここには座敷があって…と、各史跡に行ってボックスを覗くと目の前にそれが見えるわけです。自分が360°その場で回転すれば、景色もちゃんと着いてきて、建物の高さや広さやきらびやかさを体験できる。科学の力って凄いですよね。
ナレーションが紅煉さんだったことも個人的にはツボでした。
声が気になって解説が一度では覚えきれず、2回拝見してきました。|ω`*)

そのうち、うしとらVRも技術的に可能になったりしてね。
仙台城!」とその場に行ってボックスを覗くと、現実世界を背景に立体的なうしとら(TVアニメ絵)が凶羅と戦う姿が見られる…とか!
そんな時代になったらいいなぁ…。

そんなことを考えながら、ずんだ団子とずんだシェイクをいただきました。おいしかったです。
さて今度は原画展へ。
るーぷる仙台でJR仙台駅前へ。
市営地下鉄南北線に乗り換えます。

f:id:matatabibakari:20190831215023j:plain

原画展の最寄り駅は勾当台公園駅。構内から直通なので便利です。

f:id:matatabibakari:20190831215044j:plain

f:id:matatabibakari:20190831215052j:plain

今回の会場は天井部分があいているせいか、配置のせいか、とても見やすく感じました。

f:id:matatabibakari:20190831215116j:plain

f:id:matatabibakari:20190831215126j:plain

f:id:matatabibakari:20190831215133j:plain

f:id:matatabibakari:20190831215142j:plain

f:id:matatabibakari:20190831215154j:plain

原画展最終日の閉場時間が18時。日没が18時28分。
ぼちぼち移動します。
仙台駅で乗り換えて、今度は仙台市営地下鉄東西線を利用します。
国際センター駅で下車。

f:id:matatabibakari:20190831215208j:plain

正面に見える山の鉄塔。その左下にぼやっと見える紫の光がライトアップされた伊達政宗公騎馬像です。

f:id:matatabibakari:20190831215231j:plain

夜道を歩いて約1km。
ライトアップされた石垣が見えてきます。

f:id:matatabibakari:20190831215326j:plain

うしおととら東京ピラミッド編(嘘)。

f:id:matatabibakari:20190831215346j:plain

そのまま石垣沿いに坂道を上がり、再び夜の仙台城
潮君が見ていた夜景。

f:id:matatabibakari:20190831215406j:plain

潮君が寝る支度をしていると…。

f:id:matatabibakari:20190831215440j:plain

おっかないのがやってきて大ピンチ。

f:id:matatabibakari:20190831215424j:plain

そして。

我は、おまえを助けてやろう!

f:id:matatabibakari:20190831215513j:plain

と、なるわけですね。

扉絵に描かれていた時計のついたボックスはありませんでしたが、駅前の通りにはガス灯がありました。

f:id:matatabibakari:20190831215604j:plain

ここにも伊達政宗公が。

仙台の旅はこれにて落着。

あとはおまけ編?になります。