うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

西の島旅2019③

(5日目)
今日は西表島から鳩間島、バラス島に行くシュノーケルツアー。
まずは石垣島から西表島・上原港へ。

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ツアーショップの船でポイントへ。

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f:id:matatabibakari:20190830195048j:plain別のポイント。

浅瀬に移動すると海藻が多く見られます。

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先ほどの場所よりも珊瑚はまばら。

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しばしウミガメに癒やされます。

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お食事中。

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ちぎれた藻や海藻はこのようなかたまりになって浮かんでいます。
海に廃棄されたビニル袋を間違って食べてしまう理由がよくわかります。

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綺麗な海!

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(6日目)
日帰りツアーを利用して、新城島(パナリ島)に向かいます。
今回はシュノーケルだけでなく、ガイドさんと一緒に島内を少し歩かせていただきました。

新城島には定期船は出ていません。航路は予約制で、石垣島西表島・大原港を結ぶ船が途中で立ち寄る形になっていました。
基本的には島に縁のある人たち(島出身、その親族、ライフライン関係の仕事で訪れる方など)のための航路とのこと。ガイドさんが同行する船会社の日帰りツアーもしくは島に縁のある人が営むツアーショップを利用することで島に渡ることができます。

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御嶽は境目に鳥居があり、見た目は神社にも似ていますが、その奥は神様のための神域となっていて島の人も神職でなければ入れないそうです。

集落の入口には小学校の跡地と、そこに建てられた防災施設(公民館)がありました。

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島の人口は現在11名。初めて西の海を訪れた時は14人と書いてあったのですが…。少しずつ減っているようです。ガイドさんの話では、小学校(教育施設)が閉鎖されたことで島外に出ざるを得なくなり、若い世代が居なくなったとのこと。でも、石垣島や他の島で生活している人も島のお祭りの時期になるとここに集まってくるそうです。
人数は500人を超えるとか。
なんかいいなぁ。そういうの(*´ `*)
島に残っている人は島を守る人なのかもしれませんね。

お昼を食べてガイドさんと一緒に島内散歩。

集落中心部の道はこんな感じですが外に出ると草木が茂っています。

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波照間島でみたコート盛と同じく、のろしを上げる台がありました。

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茂ってしまった木に遮られて周囲を見渡すことはできません。

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一度集落に戻って反対側へ。
庭には島バナナの木が植えられていて、珊瑚の塀にはピパーツ(島胡椒)が絡みつくようにして育っていました。

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島唯一のポスト。
集配役の方がいて頃合いをみて回収してくださるそうです。

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そしてガジュマル。キジムンのおうち。塀を乗り越えています。
南国らしい風景です。

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未舗装の道。

ぐるぐる周り過ぎてどこに居るのかわからない?

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船着き場から見て正面にあった高台。海辺から運んだ珊瑚で階段と烽火台が造られていました。
灯台がなかった昔。ここでたき火をたいて目印にしていたとか。

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正面に見えるのは西表島

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伸びた茂み越しに下地島が見えます。(下の写真左側のライン)
下地島は牛の放牧地になっており、立ち入ることはできません。
八重山諸島で生まれた黒毛和牛の子牛たちは本州に出荷された後、それぞれの土地で(厳格な基準のもと)育てられて神戸牛などの名前をもらうそうです。

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下地島西表島の間。遙か遠い水平線に仲ノ神島という無人島が見えます。

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再び戻って今度は海へ。

途中通ったため池の跡地。
今は海底パイプで上水道が引かれていますが、昔はここに雨水をためて使っていたそうです。

余談ですが、昨年訪れた竹富島も昔は雨水に頼っていたそうで、「水の一滴は醤油の一滴と同じ」と言って無駄遣いはしなかったと聞きました。

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残り時間は浜辺で泳ぐ!(*´▽`*)
砂浜の上には漂着物の線があります。
…あえて写していませんが、漂着ゴミもたくさんあります。
観光地は現地の方のゴミ回収によってきれいな砂浜を保っています。
きれいな海やビーチを誇る島であっても人の少ない浜辺では普通にゴミが見られます。
西表島しかり。与那国島しかり…。

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それでも。新城島の浜には自然物の漂着物も多く見られます。貝殻や珊瑚のかけら。海藻や椰子やアダンの実。前に来た時はウミガメの甲羅の一部もありました。

アダンの実にあつまる小さなヤドカリ。どうやって察知したのかわかりませんが、わらわらっと集まってきました。

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薄曇りの空であっても紫外線と光の反射が強いので、サングラスの着用をおすすめします。
(その方が濃淡の違いがわかりやすく、足元も見やすくなります。裸眼だと全部白く見えます)

雨の翌日、ということもあって水は少し濁っていましたが、潮の通り道に入っていくといろいろな魚が居ました。

西の島旅2019④に続きます。