あやかしの海、見つからず②
(2日目)
本日は河津駅に向かいます。
線路の端は開けているので、「タツヤーっ!カッコよかったぞーっ!」はできるかな。
河津駅前はフラットです。
河津浜海水浴場までは河津駅から徒歩3分。
海に向かって左側(写真だと正面)の山向こうが昨日覗いた今井浜です。
砂浜に到着。小石が多い。
海の家は夏季限定なのでしょう。
道路との高低差はあります。
う~ん。どうでしょう。
海岸線自体がイメージならば、今回候補から外した別の場所も回ってみた方がいいのかもしれませんね。
とりあえず今回は下田に行きます。
やってきたのは普通列車の黒船電車。
熱海ー伊豆急下田間を走る各駅停車の普通列車ですが、このバージョンは窓が広く、イスもゆったりとしています。
途中山間を走りますが、下田に近づくと視界が開けて山の輪郭が遠のきます。
到着。|ω`*)
ここからはローカルな旅?になります。移動手段はバスですが本数は多くないので今回行くのは一つだけ。
のんびりできて個人的にはうれしい。
あちこち同時に回りたい方は定期観光バスや観光タクシーが利用できます。
行きたいところは田牛(とうじ)。
バス乗り場は2番。4月1日~6月30日以外は平日1日1本なのでしょうか…?
もう名前が書いてありますが、伊豆で岩に穴といったらここくらいしか思いつけなくて…。
ことこと揺られて17分。
伊豆は元々洋上にあった火山島がプレートにのってやってきたもので、火山性の堆積物が重なって地層を形成しています。
あやかしが潜んでいたあの穴もあちこちにあるのかもしれません。
…こんにちは。|ω`*)
この穴全体が波によって削られたもの。天井が落っこちてぽっかりと穴が開いています。
田牛バス停にあったこちらの看板によれば、洞窟に降りるためのトンネルは後から人が掘ったもので、昔は海から舟で行かないと見ることができなかったみたいです。
海から見ると山の中に向かう暗い穴だったことでしょう。
洞窟の上の部分もぐるりと回ることができます。
バスが来るまでの間、お隣の田牛海水浴場を散策します。
水の色がきれい…!
海に向かって流れる小川。
昔ながらの、といった風景。
お隣には小さな漁港がありました。
帰りのバスの車窓からちらっと見えた吉佐美海岸。
下田には海水浴場がたくさん。
写真の地図に書かれた海岸以外にも、弓ヶ浜なんても場所もあります。
中木のヒリゾ浜なんて場所も好き。
ヒリゾ浜の紹介 | 仲木へ行こうよ SNORKELING WORLD
ビーチパラソルが並んだり花火大会の描写があるので、実は熱海や伊東といった町の近くなのかもしれませんね。|ω`*)
そんな風に考えだせば今回候補から外させてもらった宇佐美、伊豆多賀あたりも怪しかったり。
伊豆と一口に言っても広いです。
どこかに居たんだなぁ。あやかしは。
そんなこんなで帰宅時間。連休も明けたので電車もすいていて本当によかった。
行った場所が海だけに、一足早い夏休みを体感した気分です。
ではでは…といいつつも、おまけ話に続きます。