うしとら旅巡り

旅と「うしおととら」が好き。

西の海再訪①

2016年6月中旬。
西の海再訪です。
アニメはまさに最終決戦。
此度は防水カメラも用意して、波照間島にも足を延ばしました。


(1日目)
昨年と同じく、羽田空港から石垣島へ。
…思えば羽田空港うしおととら聖地になるのでしょうか?
第七章「ヤツは空にいる」に出てくる「東京国際空港」は羽田空港の正式名称。

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折角なので写真を一つ。
よくお世話になっています。

 

(2日目)
石垣島から波照間島へ。
高速船で約60分。

波照間島へ行く方法は、安栄観光が運行する高速船かカーフェリーしかありません。(2018年5月現在)
本当ならばこの年に空路が再開される予定でしたが、テスト飛行した際に滑走路を脱する事故が起きてしまったようで、そのまま立ち消えになりました。
そもそも波照間島は外洋を行くので、お天気が悪いと欠航します。渡れるかどうかは運しだい。
…というような場所なので。
安栄観光が催行している「波照間島観光コース」を利用しました。
往復の船代+島内観光(バス移動)+昼食(島の飲食店で八重山そば)がセットになった日帰りプラン。
HPから予約できます。
この日は運よくお天気も落ち着き、渡ることができました。

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待機していたバスに乗り込み、ガイドさんと一緒に史跡を回ります。
写真は外国船の見張り台。烽火台であったコート盛。
高さは約4m。
山のない島なのでここで火を灯すとその明かりが西表島に届きます。
西表島から鳩間島鳩間島から竹富島竹富島から石垣島へ。そうして伝令したそうです。

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コート盛の上に立つと波照間島を囲む海が見えます。
…あれ?と思った方はいらっしゃいますか?
波照間島には山がありません。ついでに森もありません。
光覇明宗の方々が集った断崖絶壁の背後の緑は…サトウキビ畑かもしれません。

サトウキビ畑を抜けて行くと、波照間空港が見えてきました。

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地図で確認してみると、高那岬のすぐ隣。
光覇明宗の方々は、こちらの滑走路を利用したのでしょうか。

空港を通り過ぎた先には海に面した崖があり、1㎞ほど続いています。
白面が投げつけた火の兄と結界が衝突した場所は、このあたりかもしれません。
日本最南端之碑や星空観測タワーもここにあります。

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岩に打ち付ける波しぶき。
広々とした崖の上。

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とこどどころにある突端。この大きさを伝えきれない。

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背後はこのような風景です。
強い日差しが目に刺さる。肌がちりちりと乾きます。
島の上を通る気流のせいか、空が恐ろしく澄んでいます。

 

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遮るもののない空と海。地球が丸いことを思い起こさせる水平線の向こうから、火の兄を連れた白面が迫る。
もの凄いスピードで…。
この場所に立てて、本当によかった。

再びバスに乗り込んで、ぐるりと回ってニシ浜へ。
「ニシ」と言うのは「北」のこと。
これが有名な波照間ブルー。
穏やかな海の向こう側に見える島影は西表島です。

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旅のお土産に証明書を買って、此度の波照間島訪問は終了。
ご縁があればまた行きたいです。

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再訪②へ続きます。