原画展と仙台再び② ~仙台城趾と原画展~
仙台駅西口バスプール16番のりばから、るーぷる仙台に乗車。
まずは仙台城趾まで。
石垣を回って詰めの門跡へ。
潮君が乗り降りしたバス停もここなのでしょうか。
バスから降りた際に気がつきましたが、潮君。アウトドア用品を買った際におつりをポケットに入れていたのでしょうか。(作中では親父殿から渡された旅費(ストッキングに入れた紙幣)をここで落としていました。運賃が払えなければその時点で警察に相談することになったと思います)
2年ぶりの仙台城。あの時は遠野の帰り道で、ライトアップだけ眺めてとんぼ返りしたので、今回は青葉城資料展示館も見ることにしました。
ちょうど今年の4月からハイビジョンCG映像の上映と、ガイドさんと一緒に回る「仙台城VRゴー」が開始されていたので、お得な旅になりました。
まずはうしとらの世界へゴー。
作中のように正面から夜景が見えるベンチはありませんが、伊達政宗公騎馬像を背にして右側に行くとこのようなベンチが置かれています。
ここはちょうど仙台城の懸造(清水の舞台を思わせる数奇風書院造りの建物)があった場所で、茂った木がなければほぼ垂直の崖になっていたそうです。
お城があった時は定期的に伐採していたので、見晴らしの良い場所だったそうです。
作中のベンチの位置には仙台市街地の案内板があります。
資料館で得たうんちくを語れば、仙台城は天然の要塞で、東には高さ60mの断崖(市街地が見える方角)、西側には奥羽山脈まで続く青葉山、南には高さ80mの竜の口峡谷があったそうです。
北側のみ守ればよかったので、急勾配な坂道をジグザグにつくり、要所に門を置き、城には五つの櫓を建てたそうです。
ちょうど、伊達正宗公騎馬像がある方角が、艮。端には艮櫓が建てられており、正宗も生前、嫁入りするいろは姫のために城下に灯火を掲げさせ、櫓からその明かりを眺めたそうです。
艮(鬼門)に向かって旅立ったうしとらのその日の寝床が艮(東北)で、そうこうしているうちに凶羅という鬼がやってきた…。と考えると、偶然だとしても面白いですね。
資料館にあったお城の模型。
模型を見た後で、最新のCGとVRで巡るお城の中も面白かったです。
当時の建物は残っていませんが、ここには門があって、ここには座敷があって…と、各史跡に行ってボックスを覗くと目の前にそれが見えるわけです。自分が360°その場で回転すれば、景色もちゃんと着いてきて、建物の高さや広さやきらびやかさを体験できる。科学の力って凄いですよね。
ナレーションが紅煉さんだったことも個人的にはツボでした。
声が気になって解説が一度では覚えきれず、2回拝見してきました。|ω`*)
そのうち、うしとらVRも技術的に可能になったりしてね。
「仙台城!」とその場に行ってボックスを覗くと、現実世界を背景に立体的なうしとら(TVアニメ絵)が凶羅と戦う姿が見られる…とか!
そんな時代になったらいいなぁ…。
そんなことを考えながら、ずんだ団子とずんだシェイクをいただきました。おいしかったです。
さて今度は原画展へ。
るーぷる仙台でJR仙台駅前へ。
市営地下鉄南北線に乗り換えます。
原画展の最寄り駅は勾当台公園駅。構内から直通なので便利です。
今回の会場は天井部分があいているせいか、配置のせいか、とても見やすく感じました。
原画展最終日の閉場時間が18時。日没が18時28分。
ぼちぼち移動します。
仙台駅で乗り換えて、今度は仙台市営地下鉄東西線を利用します。
国際センター駅で下車。
正面に見える山の鉄塔。その左下にぼやっと見える紫の光がライトアップされた伊達政宗公騎馬像です。
夜道を歩いて約1km。
ライトアップされた石垣が見えてきます。
うしおととら東京ピラミッド編(嘘)。
そのまま石垣沿いに坂道を上がり、再び夜の仙台城。
潮君が見ていた夜景。
潮君が寝る支度をしていると…。
おっかないのがやってきて大ピンチ。
そして。
我は、おまえを助けてやろう!
と、なるわけですね。
扉絵に描かれていた時計のついたボックスはありませんでしたが、駅前の通りにはガス灯がありました。
ここにも伊達政宗公が。
仙台の旅はこれにて落着。
あとはおまけ編?になります。
原画展と仙台再び① ~仙台空港~
あっという間に日が過ぎて、もうじき8月が終わりますね。
原画展・愛知会場について追加報告しますと、あの後…何回行ったかなぁ(:´▽`)。
遠出の帰りに寄り道したり、お泊まりもして入り浸ったので不審者として認知されたかもしれない…。
もっと見ていたい、が本音です。
そして愛知県の次は宮城県。仙台会場ということでその近辺をふらっとしてきました。
うしとら旅はごく一部。あとは個人の趣味を突き進んでいます。すみません。
(1日目)
東北新幹線を利用して仙台へ。
仙台と言えば、衾との戦いの後、不時着した場所ですね。
JR仙台駅-仙台空港の移動は、今では仙台空港アクセス線(電車)が主になっていて、路線バスは往復合わせて1日7便となっています。潮君は仙台空港から仙台行きのバスに乗りました。(と、凶羅に脅迫された空港利用客が話しています)
残念ながら時刻が合わなかったので、今回は電車でGOです。
仙台空港に到着しました。駅は空港2Fと連絡通路でつながっています。
外観を撮るために一度外へ。
潮君が乗ったのはこのバス路線。凶羅もこちらに乗って移動したのかもしれません。
仙台空港の中には七夕飾り。空港はその地域の特色が出ていて楽しいです。
ちょっと見づらいですが、1Fは到着ロビー、2Fは出発ロビーになっています。そして3Fからは発着場を見ることができます。
エスカレーターをのぼっていくと、真上と正面にも七夕飾り。
3Fは休息スペースとレストラン街になっています。
衾と戦った後、不時着した発着場。屋外展望フロアもありますが、3Fからもよく見えます。
レストランや喫茶店の窓辺からも見られるようになっています。飛行機が好きな人は、ここで1日過ごすこともできそうですね。
そして…こんなスペースもありました。
「負けるものか、この…バケモノめえーっ!!」
飛行機のコクピット体験コーナー。|ω`*)
仙台空港は、パイロット訓練所の役割も持っているそうです。
着座すると視界はこんな感じです。
操縦桿は実際に引けます。
せっかくなので衾視点。
|ω・)ノ
飛行機にはいつもお世話になっています。
こういったものもありましたが…運動音痴なので手が出ませんでした。でも、面白そう。
プレイしている方がいらっしゃったら、嬉々として拝見したでしょうね!
これまでの旅でもそうでしたが、作者はかなり取材をして現実に寄せて描いていると思います。
仙台空港についての資料もたくさん展示されていました。
航空管制について。
あと、こんな資料もありました。
「旅客機は一般の道路にも降りられる?」
答えは「NO」。
燃料が空でもジャンボジェット機の重さは約300トン。
そして…。
「飛行機の離着陸スピードはどれくらい?」
答えは「新幹線」。
とら凄い…(゚Д゚)!
持ち上げる腕力だけでなく、踏ん張れる脚力がないと飛行機を止められない!
さすがは大妖怪。原作では泣きべそをかきながら「重い重いいー!!とまれええーっ!!」と叫んでいましたが…そうでしょうとも。ちゃんと負荷を減らすために、ノーズギアを出して、さらには摩擦を大きくするために後足から爪を出しているところに作者のこだわりを感じます。
TVアニメ版ではもう少し余裕ありげに止めていましたね。|ω`)
(原作では、管制官の台詞で「百三十トンの機体」とありますので、ジャンボ機の半分くらいの重さですね。200名の乗客込みの重さかはわかりません。時速についても表記があります。「時速二五〇キロ以上」という数字だけを見てもピンとこなかったのですが、具体的に「新幹線」と出されるとわかりやすく、とらの能力に驚かされました)
凶羅が出て行ったであろう出口を横目に見ながら、再び電車で仙台駅へ。
次に向かうのはこちらです。JR仙台駅西口バスプール。
原画展と仙台再び②へ続きます。
原画展再び!愛知会場
藤田和日郎原画展。
愛知会場(名古屋)・宮城会場(仙台)・福岡会場(博多)での開催が決定しました。
本日7月24日から8月5日までは、愛知会場・松坂屋名古屋店本館7Fで原画を見ることができます。
…というわけで。
さっそくお邪魔してきました。|ω`*)
ちなみに。入場記念のイラストカードは絵柄が一新されました。
愛知会場では東京会場の時と同じく日替わりです。
毎日会場に行けないのがつらいところです。先の新潟会場と同じように、宮城会場以降はランダム配布になるのか…?どうでしょうね。
自分はJR名古屋駅から名古屋市営地下鉄東山線(藤が丘行き)に乗車。二駅目の栄駅で降車しました。
駅内には案内表示があるのですが…なかなか16番出口が見つからずうろうろしてしまいました。
16番出口の階段を上って地上に出たら、その向きのまままっすぐ進みます。
(16の番号から道路沿いに地図の下側に向かって行きます)
小さく「マツザカヤ」と書かれた看板が見えます。そちらに向かって行くと、まずは松坂屋北館があります。その先の横断歩道を渡っていくと、松坂屋本館に到着します。
ポケモンセンターナゴヤもここの5Fに入っているのですね。
今回も写真撮影可ですが、照明が明るいせいか額のガラス面が反射しやすいので、きれいな写真を撮るのは難しいかも。
やっぱり、自分の目でじっくり見るのがいいようです。
角度を変えると印刷にはでない修正液や金の絵の具の輝きが見えるものもありますので。
小説版の表紙絵は目線よりやや高いところに展示されているので、ぜひ見上げるようにして見てください。
とらの鬣と潮君の肩先に金色がかかっていてきれいです。
ものによっては額からずれたり台詞が剥がれやすいものもありますが、それはそれで作者直筆の文字が見えたり、こんな風に画材がわかるので面白いです。
うしおととら全集の表紙絵にもなった太陽と月の絵は、紙ではなく板に描かれていたのですね。
絵の具の塗り重ねが油絵みたいだったので、何に描いているのか気になっていました。
今会場で追加された絵もあります。
ハマー機関の時の扉絵ですが、少年サンデー付録のハンドタオルの柄にもなりました―。
…ということに、潮君アップの写真を撮ろうとして気づきました。
見る度に何かしら発見があります。
最終決戦の潮君は本では笑っているように見えたのですが、大きな絵で見てみるとけっこう苦しそうな顔をしています。それでも揺るがないといいますか、「負けてやらねぇ」な目が印象的です。
じっくり見ていると2時間、3時間では足りません。
グッズコーナーを覗いてみると、うしとら切手&ポストカードのセットは売り切れていました。
今後の旅に備えて買い足したかったのですけれど…残念です。
会期中でも補充していただけるとうれしいのですが(´・ω・`)。
大阪会場から発売された、額縁1つに複製原画4枚セットも数量限定で販売中。
これまで人気があった絵のコラボとか。
…お宝です。|ω`*)
こちらのタイプ。1枚ごと額装されたタイプとは違い、作者のサインは直筆ではなく印刷ですが、額縁一つなのでかさばらず、気分で入れ替えられるので気に入っています。
このイラストカードは初日の7月24日と8月2日に配布されます。
うしとらのイラストカードはもう一種類出るので、都合がつけばまた行きたいです。
原画展の盛況を祈りつつ。ではまた次の機会まで。
閲覧、コメントありがとうございます。
西の島旅2019④
(7日目)
石垣島を出発して、西表島(大原港~仲間マングローブ~由布島)と波照間島を回ります。
恒例の安永観光日帰りツアー。
(インターネットもしくは窓口で予約。当日窓口でチケットを購入。船に乗って島に行くと現地でガイドさんが待っています)
新城島に行く途中でも立ち寄っている大原港。
唐突なるうしとら話になりますが、最終決戦で守矢さんのヘリが着陸したのは、西表島の大原港側だと思います。単純に、こちら側が波照間島側に接するので。
小さなコマですが、船を係留するためのロープを張る金具と、黄色と黒の縞が入った車止め?書かれています。
港前はコンテナ置き場になっているので、ヘリが着陸することもできますね。
潮君が海に沈み白面が宗谷岬に向かっていた時、守矢さんはここから編集したうしおととらの映像を全国に放送しました。
…さて。
次はマングローブ!
大原港からマイクロバスに乗って、仲間川マングローブクルーズへ。
いきなり満月の世界再び。
仲間川は西表島で2番目に大きな川。潮の干潮が直に感じられます。
カヌーと比べて目線が高くなりますが、濡れずに気軽に行くならば遊覧船もいいですね。
上流には天然記念物のサキシマスオウの大木があります。
次は由布島。
水牛車でゆったりと行く、八重山ツアーの定番です。
島内は植物園になっています。
以前ここで造っていた太陽燦々ジュースシリーズ…。ペットボトル入りで持ち運びが楽だったのですが、今回は売店でも見つからず…。もう製造されていないのでしょうか。レストハウスでパイナップルの生搾りジュースを飲んできました。
親子の水牛。
南国!という雰囲気を楽しめます。
あと、写真に撮ることはできませんでしたが、野生のカンムリワシの若鳥とアカショウビンに出会いました。
再び海を渡って波照間島へ。日帰りとはいえ3回目。
なんとなく見知った結界の島へ。|ω`*)
西表島から波照間島に向かう際は外洋を通ります。なので船がよくはねる!
波の高くない日だったのであえて一番前の席へ。
前の席ほどよくはねます。
窓の外を眺めながら、サントラ2を聞く至福。
西の海ですものね。
白面復活のシーンですよ。
こういう移動時間を利用して静かにうしとらに浸っています。
イヤホンをして窓の外ばかり眺めている人が居たら多分それは自分です。
鳥肌が立ちますね。あのシーンは。
窓の外もいい具合に、どばしゃーんとばかりに大波小波。
さて。今回はまずお昼から。
波照間島は居酒屋5軒。自動販売機もあるし、共同売店もあるし、駐在所も診療所も郵便局も発電所も浄水場もあるという都会です(離島比較)。到達困難な最果ての地、というよりもおしゃれな観光地という印象です。
お料理もおいしいです。
居酒屋あがんの前の道路をまっすぐ行って、泡波酒造とのある交差点を左折(コカコーラの赤い自販機がある方向)していくと、郵便局と共同売店があります。
お昼時間はちょっと長めなので、先取りしてそちらまで行ってきました。
名石共同売店を通り過ぎると、公民館と広場と宿泊施設とガソリンスタンドと公衆トイレと島内マップの看板があります。
更に行くと駐在所。
サトウキビ畑を抜けていくと、波照間空港。(閉鎖中)
ドクターヘリはここに着陸するそうです。
少し行くと星空観測タワー。
星空観察ツアーなんかも行っているそうです。(民家や街灯がないので夜になると真っ暗)
波照間島は88ある星座のうち84を見ることができる島だそうです。
そして。お久しぶりの最南端。
前回は崖の根元から撮ったので、今度は自分が最先端。
光覇不動縛界、大金剛!!…の気分。
風当たりの強い場所なのでしがみつくように生えています。
空が高いなぁ…。
移動して今度はニシ浜。シュノーケルの人が増えました。写さないように撮るのが大変。
離島ターミナルから石垣島へ。待ち時間に、「波照間島の黒糖シリーズ」の黒糖アイス(ここでのみ販売)をいただきます。
再びサントラ2とともに。
石垣島へと戻り、翌朝飛んで今回はおしまい。
…というわけで今回の旅のお土産。
原画展のお土産です。(切手とポストカードのセット)
潮君切手の出番はまた今度。
西の島旅2019③
(5日目)
今日は西表島から鳩間島、バラス島に行くシュノーケルツアー。
まずは石垣島から西表島・上原港へ。
ツアーショップの船でポイントへ。
別のポイント。
浅瀬に移動すると海藻が多く見られます。
先ほどの場所よりも珊瑚はまばら。
しばしウミガメに癒やされます。
お食事中。
ちぎれた藻や海藻はこのようなかたまりになって浮かんでいます。
海に廃棄されたビニル袋を間違って食べてしまう理由がよくわかります。
綺麗な海!
(6日目)
日帰りツアーを利用して、新城島(パナリ島)に向かいます。
今回はシュノーケルだけでなく、ガイドさんと一緒に島内を少し歩かせていただきました。
新城島には定期船は出ていません。航路は予約制で、石垣島と西表島・大原港を結ぶ船が途中で立ち寄る形になっていました。
基本的には島に縁のある人たち(島出身、その親族、ライフライン関係の仕事で訪れる方など)のための航路とのこと。ガイドさんが同行する船会社の日帰りツアーもしくは島に縁のある人が営むツアーショップを利用することで島に渡ることができます。
御嶽は境目に鳥居があり、見た目は神社にも似ていますが、その奥は神様のための神域となっていて島の人も神職でなければ入れないそうです。
集落の入口には小学校の跡地と、そこに建てられた防災施設(公民館)がありました。
島の人口は現在11名。初めて西の海を訪れた時は14人と書いてあったのですが…。少しずつ減っているようです。ガイドさんの話では、小学校(教育施設)が閉鎖されたことで島外に出ざるを得なくなり、若い世代が居なくなったとのこと。でも、石垣島や他の島で生活している人も島のお祭りの時期になるとここに集まってくるそうです。
人数は500人を超えるとか。
なんかいいなぁ。そういうの(*´ `*)
島に残っている人は島を守る人なのかもしれませんね。
お昼を食べてガイドさんと一緒に島内散歩。
集落中心部の道はこんな感じですが外に出ると草木が茂っています。
波照間島でみたコート盛と同じく、のろしを上げる台がありました。
茂ってしまった木に遮られて周囲を見渡すことはできません。
一度集落に戻って反対側へ。
庭には島バナナの木が植えられていて、珊瑚の塀にはピパーツ(島胡椒)が絡みつくようにして育っていました。
島唯一のポスト。
集配役の方がいて頃合いをみて回収してくださるそうです。
そしてガジュマル。キジムンのおうち。塀を乗り越えています。
南国らしい風景です。
未舗装の道。
ぐるぐる周り過ぎてどこに居るのかわからない?
船着き場から見て正面にあった高台。海辺から運んだ珊瑚で階段と烽火台が造られていました。
灯台がなかった昔。ここでたき火をたいて目印にしていたとか。
正面に見えるのは西表島。
伸びた茂み越しに下地島が見えます。(下の写真左側のライン)
下地島は牛の放牧地になっており、立ち入ることはできません。
八重山諸島で生まれた黒毛和牛の子牛たちは本州に出荷された後、それぞれの土地で(厳格な基準のもと)育てられて神戸牛などの名前をもらうそうです。
下地島と西表島の間。遙か遠い水平線に仲ノ神島という無人島が見えます。
再び戻って今度は海へ。
途中通ったため池の跡地。
今は海底パイプで上水道が引かれていますが、昔はここに雨水をためて使っていたそうです。
余談ですが、昨年訪れた竹富島も昔は雨水に頼っていたそうで、「水の一滴は醤油の一滴と同じ」と言って無駄遣いはしなかったと聞きました。
残り時間は浜辺で泳ぐ!(*´▽`*)
砂浜の上には漂着物の線があります。
…あえて写していませんが、漂着ゴミもたくさんあります。
観光地は現地の方のゴミ回収によってきれいな砂浜を保っています。
きれいな海やビーチを誇る島であっても人の少ない浜辺では普通にゴミが見られます。
西表島しかり。与那国島しかり…。
それでも。新城島の浜には自然物の漂着物も多く見られます。貝殻や珊瑚のかけら。海藻や椰子やアダンの実。前に来た時はウミガメの甲羅の一部もありました。
アダンの実にあつまる小さなヤドカリ。どうやって察知したのかわかりませんが、わらわらっと集まってきました。
薄曇りの空であっても紫外線と光の反射が強いので、サングラスの着用をおすすめします。
(その方が濃淡の違いがわかりやすく、足元も見やすくなります。裸眼だと全部白く見えます)
雨の翌日、ということもあって水は少し濁っていましたが、潮の通り道に入っていくといろいろな魚が居ました。
西の島旅2019④に続きます。
西の島旅2019②
(4日目)
与那国島2日目です。
与那国馬再び。
今年生まれた子馬たち。まだ産毛が生えています。
お馬様に運んでいただきます。まだ2回目の初心者ですが、写真を撮る余裕ができました。
子馬も同行。泳ぐのがとても上手です。
(*´▽`*)
かわいいですね。
泳ぎ方は鹿に似ています。
お宿に戻って身支度をして再び飛行機で石垣島へ。
お世話になりました。(*´▽`*)また行きたいです。
おまけ。
行きがけの飛行機で、雲に写った影の周りに光輪(虹?)ができていました。
ブロッケン現象というらしいですね。
移動時間もまた旅の楽しみ。
小型機なので着陸の際にぎゅうっと引っ張られる感じがします。
これがまたとらの着陸を思わせてちょっとわくわくすると言いますか、密やかな楽しみになっています。
西の島旅2019③に続きます。